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Worlds 2018 Semifinals 前夜、最後のチーム紹介

2018/10/26, 17:00 - BY RIOT GAMES

WORLDS

Worlds 2018 Semifinals 前夜、最後のチーム紹介

 皆さん。こんにちは。katsudionです。

 10月10日に幕を開けて以降、さまざまなドラマを紡いできたWorlds 2018もついにSemifinalsまでやってきました。Worlds2018には14地域から24チームが参戦しましたが、もうたった4チームしかこの舞台に残っていません。そして、今年のWorldsにはただならぬ気配が漂っています。昨年、絶対王者として君臨しつつあったSK Telecom T1が倒れたときに感じた「新たな時代の予感」――それ以上の事態が起ころうとしているのです。

 10月27日からWorlds 2018の日本語放送が再開されますが、今から見ても必ず楽しめます! この記事では、Worlds 2018で「何が起ころうとしているのか」。そしてそれは「誰の手によって巻き起こされるのか」をご紹介いたします!

 見ていた方はともに振り返りながら、そうでない方はSemifinalsを見るその前にぜひご覧ください!


 

最強地域の陥落、空白の王座は誰の手に。

by LoL Esports Photos (https://www.flickr.com/photos/lolesports/)

 LoLがもっとも強い地域はどこか、と聞かれればほとんどの人が「韓国」と答えるでしょう。それは2013年から築かれた「常識」にも近いものでした。しかし、今年のWorlds 2018からはその常識は通用しなくなってきています。Group Stageで前回王者のGen.G esports(元Samsung Galaxy)が最下位で敗退したばかりか、続くQuarterfinalsではLCK夏の王者であるKT RolsterとAfreeca Freecsが続けさまに敗退。ベスト4に韓国チームが残っていないという未曾有の事態が訪れたのです。さらには、韓国チームを破り優勝するのは彼らに違いないと期待されていたRoyal Never Give Up(中国)までもが敗退し、トーナメントから姿を消しました。

 これによりLoLプレイヤー間で勝利予想を競うWORLDS PICK'EMも燃え上がり(2015年にある解説者のPICK'EMが大外れしたときからこう言われます)、これまですべての予想を当てたプレイヤーが現時点でたった1名しか残っていない大波乱に陥っています(今年の状況を見るとそれでも凄まじいことです!)。

 それではこの「偉大なる事件」を巻き起こした渦中の4チームを紹介していきましょう!


 

Cloud9 - NALCS(北アメリカ)


by LoL Esports Photos (https://www.flickr.com/photos/lolesports/)

NALCSの「最後の希望」は、「最初の王者」に変われるか

 Cloud9(以下C9)は、2013年にチームを結成して以来欠かさずにWorldsに進出しているチームであり、北アメリカチームの中でもっともWorldsで成果を出しているチームです。ほかの北アメリカチームがGroup Stageで敗れていく中で健闘するCloud9のことを「NA’S LAST HOPE(北アメリカ最後の希望)」と呼ぶのはファンの間ではお馴染みになりつつあります。個性的な選手も多く、特にADCのSneakyはLoLコスプレをすることで有名で、多くのファンに愛されるチームです。

 そんなC9が今年はプレイインステージからの参戦でありながら、北アメリカにとって7年ぶりとなるSemifinalsへの進出を決めました。それも「KR'S LAST HOPE(韓国最後の希望)」となっていたAfreeca Freecsを3-0で打ち破っての進出です。Group StageではGen.G esports(韓国)とRoyal Never Give Up(中国)のふたつの優勝候補と同グループになり、誰もが絶望的だと悲観する中でそのどちらにも勝ち星をあげてのノックアウトステージ進出を決め、さらにはこの展開……もはや彼らの強さを疑う者はいないでしょう。

――それどころか「なぜC9はプレイインにいたんだ?」という声がどこからか聞こえてきそうです。


 

Fnatic - EULCS(ヨーロッパ)


by LoL Esports Photos (https://www.flickr.com/photos/lolesports/)

Worlds初代チャンピオンが目指す「王の帰還」

 Fnaticは2011年に開催されたSeason 1 World Championshipのチャンピオンです。ヨーロッパチームで唯一の国際タイトルを獲得したチームとして、長年にわたり活動を続けており、Worldsの出場も6回目を数えます。昨年はグループステージを0-4のどん底から奇跡の4連勝で突破し世界中を沸かせましたが、今年のグループステージでは優勝候補の一角Invictus Gaming(中国)をタイブレークで破り、1位通過を果たしたことでより注目が集まっています。

 Quarterfinalsでは、Fnatic対Edward Gaming(中国/以下EDG)の試合は最後の日程で行われましたが、その時点でFnatic以外の1位通過を決めたチームはすべて敗退しており、Worldsにはあやしい空気が漂っていました。「このまま1位通過チームはすべて敗退するのではないか」……そんな疑念がよぎる中、FnaticはEDGを相手に3-1で勝利を収めました。どうやら今年の彼らには、Worldsの魔物さえもはねのける実力が備わっているようです。これによりWorlds 2018のSemifinalsで7年ぶりにEU対NAの伝統のライバルマッチが行われることになります。

――はたして「不等号の女神」はEUとNAのどちらに微笑むことになるのでしょうか。


 

G2 Esports - EULCS(ヨーロッパ)


by LoL Esports Photos (https://www.flickr.com/photos/lolesports/)

国際戦での名誉挽回、ヨーロッパの侍が世界の頂へ出陣する

 G2 Esports(以下G2)はEULCSで4連覇を成し遂げたこともある強豪チームです。しかしながら、今年の初めに大きなメンバー変更を行って以降は地域優勝をFnaticに奪われ、夏は4位という結果に終わっています。Worldsへの出場枠を賭けたEU Regional Finals 2018では見事に勝ち上がり、Worldsへの出場を果たしたG2でしたが、「Worldsで結果が出せない」という彼らのイメージをぬぐい切れるものではありませんでした。プレイインステージからは順調に勝ち上がったG2ですが、グループステージでAfreeca Freecs(韓国)とFlash Wolves(台湾/以下FW)のふたつの優勝地域と同グループになり、多くのPICK'EMがグループステージ敗退を予想していました。しかし、G2はFWをタイブレークで見事に討ち取って2位通過を決めることで予想を覆し、今年のG2はひと味違うのだと世界に知らしめました。

 真にG2 Esports完全復活の狼煙となったのはQuarterfinalsでの戦いでしょう。G2と対決することになったRoyal Never Give Up(中国/以下RNG)は昨年のAll Star以降、出場した大会のタイトルはすべて取ってきたモンスターチームであり、Worlds 2018優勝候補の一角となっていました。そんなRNGを相手にG2は5ゲームにおよぶ死闘を戦い抜き、ついには斬り伏せて見せました。この瞬間、「今年のWorldsではとてつもないことが起ころうとしている」という思いがファンの間で確信に変わったことでしょう。すでに燃え上がっていたPICK'EMはG2 Esportsの手によって一太刀のもとに切り裂かれてしまいました(この日で647名いた全問正解者はたった1名になってしまいました)。

――もはや、G2 Esportsの強さを疑う者はいません。疑いの目は期待の眼差しへと変わり、世界が彼らに注目しています。


 

Invictus Gaming - LPL(中国)


by LoL Esports Photos (https://www.flickr.com/photos/lolesports/)

ファンの期待を一身に背負い、狙うは中国初のWorlds王者

 Invictus Gaming(以下IG)は2011年に設立され、LPLの開幕以来戦い続けている歴史のあるチームです。昨年の春以降、現在のメンバーが揃うにつれて中国国内でも徐々に成果を上げ、今年は春夏ともにレギュラーシーズンを1位で終えるという好調ぶりを見せています。プレーオフでの敗北でLPLの第2シードとしてWorldsに参戦していますが、十分に優勝を狙えるだけの実力を兼ね備えているのは間違いないでしょう。それ故に、グループステージでFnaticとの1位争いのタイブレークに敗れてしまったことはファンにとっては衝撃であり、グループステージの最終日を賑わせるビッグニュースとなりました。

 そんなIGがもたらした次のビッグニュースはWorldsを見ているすべての人に驚嘆させるものでした。Quarterfinalsで最強地域LCKにして夏の王者KT Rolster(韓国)を打ち破ったのです。「絶対王者など存在しない」というIGからのメッセージに世界が震撼したと言っても、大げさではないはずです(KTを優勝チームに予想していた人にはわかっていただけるでしょう)。大きな勝利とともにSemifinalsへ進出を決めたIGですがRNGとEDGが負けてしまった今、唯一の中国チームとしてファンの期待が一心に集まっています。ほかのSemifinals進出地域とは違い、中国にとってはSemifinals進出は毎年のことであり、その先にある優勝こそが悲願となっているはずです。

――強者にこそ与えられる、試練と挑戦の時が彼らにやってこようとしています。


 

 以上の4チームがSemifinalsで戦うことになります。今回のご紹介では彼らがWorlds 2018でここまでどのように歩んできたか、何を成し遂げ、PICK'EMをどう燃やしたかについてご紹介いたしました。

 さらに詳しい、選手やチームの特徴は実況解説を通してご紹介していきたいと思っていますので、Semifinals当日に行われる日本語放送をぜひお見逃しなく!

 放送は10月27日(土曜)、28日(日)。どちらも17時から放送開始となっております。

 Worlds 2018も残すところSemifinalsとFinalを合わせた3試合で結末を迎えることになります。世界の頂へと至るのは一体誰で、その時私たちにどんな光景を見せてくれるのか――今から楽しみでしかたがありません。

 

ライター:katsudion