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LJL Summer Split Preview

2017/05/30, 17:45 - BY RIOT GAMES

LJL

LJL Summer Split Preview

LJL Summer Split Preview

7th heaven

  • TOP - SatoRy
  • JUNGLE - Savage
  • MID - Broooock
  • ADC - Rokenia
  • SUPPORT - ThintoN

注目選手: Rokenia

7th Heaven(以下7h)のSpring Splitの成績は2勝8敗の5位と、事前の予想や期待を大きく下回るものだった。彼ら本人たちもそこまで苦しむとは思っていなかったようで、ラウンド4の初勝利のインタビューでも「すぐに初勝利できると思っていたが、こんなに時間がかかってしまいとても残念に思っている」と答えていた。チームの鍵を握っているRokeniaが様々なロールへと変わったことからも彼らがかなり苦しんでいたことが伺える。

7hのSummer SplitのスターターはミッドがShinmoriからBroooockへと変更している。Shinmoriの特徴としてレーン戦は安全に過ごし、中盤以降の集団戦で力を発揮するタイプの選手だった。7hのSpring Splitでの特徴もレーン戦をなんとかやり過ごし、キャリーの装備が整った段階の終盤の集団戦で巻き返していくというものだった。Broooockが7hの弱点の序盤を補える選手なのか、それともShinmoriと同じタイプの選手なのかで7hの特徴は大きく変化するだろう。またBroooockが敵の注目を集めることができればRokeniaの負担も和らげることができる。7hにとってガーゴイルストーンプレートの実装やガリオのリワークが集団戦の強化につながることは間違いない。それだけに集団戦までのゲームメイクがより一層重要になっているはずだ。Rokeniaが最も重要な選手であることに変わりはないが、彼以外にも脅威が生まれると7hは大きく躍進することになるだろう。

Burning Core

  • TOP - MayZ
  • JUNGLE - Astarore
  • MID - Hollis
  • ADC - Zerost
  • SUPPORT - Legato

注目選手: Hollis

Burning Core(以下BC)はPromotion Seriesを勝ち抜いてきた新進気鋭のチームだ。DetonatioN RisingとしてChallenger Seriesを2016年の夏から戦っていた。LJLへと出場するにあたって組織を一新し、BCとして再出発することになる。

BCの強みはPromotion Seriesでも見せてくれた通り、トップのMayZ(当時はBCAN)とミッドのHollisの圧倒的な個人技だ。非常にアグレッシブな選手であり、彼らがトップとミッドから圧力を作り出し、少数戦を軸としながらスノウボールしていく。ジャングラーのAstaroreはIWCIに出場したこともある経験豊富な選手であり、丁寧に彼ら二人を補佐していく。そして経験豊富なZerostを獲得したことでボット側からもゲームメイクできるようになった。スターター表を見る限りだと非常に強いチームに見えるが、問題はコミュニケーションやチームプレイに磨きがかかっているかどうかだ。MayZとHollisの個人技があまりにも突出しているがために彼らの動きをチームとして制御できずにアドバンテージを作りきれないシーンを幾度となく目にした。またLJLではREMINDやEviを筆頭とした高い個人技を持った選手ばかりであり、BCの強みが活かせないというシーンも出てくるはずだ。そういったときにチームとしてアプローチできるかどうかが鍵になってくるだろう。それができればプレイオフ進出も狙えるチームだ。

DetonatioN FocusMe

  • TOP - Paz
  • JUNGLE - Steal
  • MID - Ceros
  • ADC - Yutapon
  • SUPPORT - viviD

注目選手: Yutapon

DetonatioN FocusMe(以下DFM)は日本を代表する強豪チームだ。決勝戦のステージに彼らがいないことは一度もなく、2015年の夏からはライバルのRampageと死闘を演じ続けている。しかし昨年の夏からはライバルに水をあけられてしまっている。4月1日の決勝戦では0勝3敗でストレート負けを喫した。レギュラーシーズンを1位で突破したことから考えるとあっけない幕切れとなってしまったと言えるだろう。

DFMは優勝トロフィーを取り戻すために、大きな変更を行った。過去2年近くにわたってトップを務めてきたYutapon選手をADCに戻したのだ。彼は元々ADCの選手として知られており、ヴェインやエズリアルのようなダメージ主体のキャリーを得意とする選手だった。YutaponがADCだったころと比べるとグレイブスがボットレーンから消えたり、アッシュやヴァルスが復権したりと、やはり環境は変化している。最近ではザヤという強力なマークスマンも追加された。彼がどういったタイプのチャンピオンを選択するのか、非常に楽しみだ。

DFMはSpring Splitで圧倒的な序盤の強さを見せてくれたが、一方で中盤以降のスノウボールに課題を抱えていた。後半になるにつれ課題は解消されつつあったが、しかし強みの序盤の強さというのも影をひそめてしまっていた。Pazがトップに戻り、新たなStealというジャングラーが加入、さらにはヘッドコーチのDragonが契約終了ということでチーム体制は大きく変化した。そんな中で序盤の強さという武器は保持したままなのか、中盤以降のスノウボールという課題は改善されたのか、DFMのSpring Splitとの差異に注目していきたい。

Rampage

  • TOP - Evi
  • JUNGLE - Tussle
  • MID - Ramune
  • ADC - YutoriMoyasi
  • SUPPORT - Dara

注目選手: YutoriMoyasi

Rampage(以下RPG)は2016年のSummer、2017年のSpringと二連覇を成し遂げたディフェンディングチャンピオンだ。Spring Splitの出だしこそDFMにストレート負けを喫し躓いてしまうものの、そこから見事に立て直し最終的には8勝2敗でDFMと並ぶ形になった。準決勝ではUnsold Stuff Gamingとの死闘に勝利し、決勝戦ではDFMに対してストレート勝ちと圧倒した。

RPGの優勝の原動力となったのはADCのYutoriMoyasiだろう。元々RPGは中盤以降の集団戦やローテーションを得意とするチームだったが、Moyasiがそこにボットのレーン戦の強さという要素を加えたことでチームは大きく進化した。Summer Splitが開始するに当たってミッドシーズンアップデートが適用されたが、Springと同じようにスタンダードレーンのマッチアップになりそうだ。ADCがドランシールドでスタートするようになった中で、以前と同じようにレーン戦で主導権を握れるのか注目していきたい。

さらに彼らがMSIという大舞台を経験したことも重要だ。結果こそ芳しくなかったものの、ああいった大観衆の前でプレイしたことや国際大会ならではのプレッシャーを経験したことはチームとして大きく成長するきっかけになりうる。MSIでのリベンジをWCSで果たすというモチベーションも高まるであろうし、そのためにはチーム力の向上は必須だろう。DFMは体制を一新し、USGはSpringと同じメンバーで挑んでくる。RPGにとって越えるべき壁は多いが、越えた先にはWCSの本戦出場という彼らの目標が見えてくるはずだ。

Rascal Jester

  • TOP - Atyamomo
  • JUNGLE - WyverN
  • MID - Lavie
  • ADC - NoA
  • SUPPORT - Yuki

注目選手: Wyvern

Rascal Jester(以下RJ)はLJL開始当初から参加している古豪だ。2016年のSummer Promotion Seriesで敗北し降格を経験するも、体制を変更してCSを戦い抜き1シーズンでLJLへと戻ってきた。2017年のSpring Splitが復帰した初めてのLJLだったが、大方の予想では最下位候補というものだった。入れ替え戦を勝ち抜いたときの原動力となっていた選手が抜けてしまっていたし、過去に昇格したばかりのチームがLJLで良い成績を収めたことがないからだ。しかし開幕戦に勝利すると、その後苦しむもののシーズンを通して成長し、3勝7敗で4位、入れ替え戦を免れるという予想を覆す結果を見せてくれた。

RJの強みはWyverNの攻撃的なジャングルと、Atyamomoを中心とした強烈なエンゲージだろう。グレイヴスやレンガーのような攻撃的なチャンピオンでゴールドや経験値の有利を作りながら敵にプレッシャーをかけていき、苦しい状況でもブッシュに隠れて敵のキャリーを積極的に狙っていく。またAtyamomoの、特にポッピーを使っているときの強烈なエンゲージはチームの大きな強みだ。DFM戦のポッピーとライズのコンビネーションを活かしたエンゲージは試合には負けたものの大きなインパクトを与えていた。しかし一方でその強みがパッチの変更によって失われてしまうかもしれないという危惧がある。ミッドシーズンアップデートによってザックやセジュアニが強化され、タンクアイテムにも変化があった。またグレイヴスの弱体化はWyverNに直接的に影響する変更だろう。Atyamomoのエンゲージは非常に魅力的だが、ポッピーを使用したときに限られるという制限がある。トップのメタはグラガスやガリオのようなタンクか、クレッドやケネンのようなスプリットプッシャーであることが予想される。彼らのパッチへの適応を楽しみにしたい。

Unsold Stuff Gaming

  • TOP - apaMEN
  • JUNGLE - Neo
  • MID - REMIND
  • ADC - Haretti
  • SUPPORT - Enty

注目選手: Remind

Unsold Stuff Gaming(以下USG)は2016年のSpring SplitからLJLに出場しているチームだ。過去2回のプレイオフに出場したが、連続して出場したことはない。またメンバー変更を毎シーズン行っている。波の激しいチームだが、2017年のSpring SplitはREMINDとNeoという2人の韓国人選手を起点にLJLで暴れ回ったと言っても良いだろう。セミファイナルでRPGに惜しくも負けてしまったが、5戦目までもつれ込むという紙一重の差だった。

プレイオフに進出したメンバーのまま次のSplitに臨めるという状況はUSGにとって初めてだ。それだけに期待は大きい。今やLJLで最も優れたミッドレーナーに君臨するREMINDを中心としたゲームメイクは彼らの大きな強みだろう。豊富なチャンピオンプールと高い個人技だけでなく、サイドレーンへの圧力の高さも見逃せない。またNeoやapaMENと共に敵のジャングルへの侵入やコントロールを狙うことでとてつもない圧力を生みだしている。またNeoはLJLの他のジャングラーと違い、アイバーンというサポートタイプのチャンピオンを得意としている。リー・シンやグレイブス、カジックスといった攻撃的なジャングラーを得意とする選手が多い中で異色といえるだろう。ミッドシーズンアップデートによってジャングルのメタがタンキーなものへと変化が予想される中で彼がどういったアプローチをするのか注目していきたい。さらにはスタンダードレーンメタになって改めてボットのレーン戦に取り組んだというHarettiとEntyのコンビの成熟も楽しみだ。初の決勝進出に向けて盤石の体制だろう。