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―勝利を運ぶ川の王―

2016/01/18, 17:50 - BY RIOT GAMES

―勝利を運ぶ川の王―

待ちに待ったLJL2016が、ついに開幕!会場のAKIBA UDXの前にオープン前から長蛇の列が。試合前にライアットジャパンの齋藤亮介からクローズドベータテストオープンの発表がされ、早くも会場のボルテージは最高潮に。

そして2016年の戦いの火蓋を切る記念すべき開幕戦に登場したのは、Unsold Stuff Gaming(以下USG)と7th Heaven(以下7h)の両チームだ。新チームでありながら個性的なメンバーを揃えるUSGに試合前から配信でコメントが殺到。期待度はやはり高い!一方の7hも旧Rabbit Fiveメンバーを含め実力のある人気プレイヤーが勢揃い!開幕戦にふさわしい派手な顔合わせとなった。

オフシーズン明け初戦は、勝利はもちろんのことメタや戦術の情報収集も課題となっている。その第1戦、早くもバン&ピックフェイズから物静かな駆け引きが行われた。7hがガングプランク、キンドレッド、エズリアル、ヴァルス、アリスターというポークに特化した構成を選択すれば、USGはタム・ケンチ、コーキー、ルシアン、エリス、ブリッツという「混戦になれば強いがエンゲージはブリッツに依存」というこちらも尖った構成。しかし試合に入ると、Enty(ブリッツ)が何度もグラブを当てて集団戦を強いる展開に。TOPのapaMEN(タム・ケンチ)もガングプランク相手に厳しいレーン戦を乗り越え、オールAD構成に対して物理防御アイテムを次々と揃え、圧倒的な存在感を発揮して38分で7hのネクサスを割り切った。

2戦目はUSGのapaMEN(ポッピー)がグロンプを攻撃して、マインドゲームを仕掛ける。TOPレーナーがヘルスを減らしてレーンに出ることで、JUNGLEのスタート位置を欺いてBOTへのレベル2ギャンク。YutoriMoyashi(ミス・フォーチュン)のヒールとThintoN(トランドル)のフラッシュを使わせることに成功する。その隙にAwaker(リー・シン)がブルーバフをスティールして一矢報いるも、USGはBOTへの攻撃を続行し、isurugi(レク=サイ)が赤側ジャングルでAwaker(リー・シン)に遭遇した。そこへBOTも参戦し大混戦となるが、isurugiが打ち上げを3人に決め3人の攻撃を1人で耐える。そこへ駆けつけたEnty(スレッシュ)がランタンでギリギリ救出すると、フリーとなったHaretti(ルシアン)が瀕死になりつつもトリプルキルを達成!7hはかなりのゴールド差をつけられたが、この苦境をひっくり返したのがShinmori(ヴェル=コズ)とYutorimoyashi(ミス・フォーチュン)。超ダメージを叩き出す2チャンピオンのアルティメットを軸に、7hが徐々に集団戦を制していく。Enty(スレッシュ)が2人のキャリーに迫るも、タム・ケンチ、トランドル、リー・シンというピール能力に長けた7hの構成に阻まれて後衛を倒しきれない苦しい展開に。7hはその流れを手放すことなく、35分でネクサスを割って一勝一敗のタイに持ち込んだ。

勝敗を決する3戦目!両チームは対照的な構成を選択し、それが明暗を分ける結果になった。序盤中盤に強いUSGと、後半の集団戦にフォーカスした7h。早いテンポで試合の流れを掴みたいUSG側の思惑に反し、全員がレベル6になるまで小規模戦も起こらない静かな立ち上がりに。そしてこの試合でも、Evi(タム・ケンチ)がTopでapaMEN(フィオラ)に対し優位を取った。バン&ピックフェイズでShinmoriが得意とするシンドラを取り上げたClockdayが集中的に狙われ、逆にShinmori(リサンドラ)が猛威を振るった。26分には13-1と大幅にリードした7hがTOPとMIDのインヒビターを破壊、ミニオンの圧力を使って、BOTにグループするとタワーをものともせず押し切った。Winion OP!

3戦ともタム・ケンチをピックしたチームが勝利したため、タム・ケンチが如何に強いかが証明された。どちらにも勝機があるシーソーゲームだったが、それはつまり敗れたUSGだけでなく勝った7hにも多くの課題が残る試合だったといえるかもしれない。USGはチームの強い時間帯や戦略に合わせたピックや試合運び、7hも序盤の安定感に問題を抱えていた。とはいえ勝利した7hのEviが試合後に「練習試合で他のTOPレーナーにボコボコにされて、タム・ケンチ対フィオラも含めていろいろなマッチアップの練習をしてきた」と語っていたように、Split初戦から「どれだけ直前まで戦うための準備が出来ていたか」が勝敗を分けた。これは7h,USG両チームの次戦はさらなる期待ができそうだ!