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LoL eSportsの未来を見据えて - BY John Needham(グローバルeSports部門ヘッド)

2019/08/28, 00:00 - BY RIOT GAMES

LoL eSportsの未来を見据えて - BY John Needham(グローバルeSports部門ヘッド)

私が現在の役職に就任してから数カ月、ライアットのグローバルeSportsチームはeSportsの未来を描くビジョンづくりに取り組み続けてきました。もちろん私自身も、LoLという競技の成長を世界規模で加速していく機会に向き合えることに興奮と情熱を高ぶらせています。そこで今回は、2019年シーズンがあと数ヶ月でフィナーレを迎えるこのタイミングでeSportsの未来に向けたライアットのビジョンと計画、そしてビジョン実現のために進めている取り組みについてご紹介したいと思います。

 

現在『リーグ・オブ・レジェンド』eSportsは過去最高の状態にありますが、これは私の仕事がやりがいに満ちている一方で極めて難しいことを意味します。これを執筆している時点で、各地域のプロチームはアテネ、リオデジャネイロ、ソウル、上海、イスタンブール、デトロイト、モスクワ、高雄、東京、タルカワノ、メルボルンといった世界中の都市で地域リーグの王座を懸けて戦っているところです。この1年間を振り返ってみると、各リーグは本当に大きな飛躍を遂げました。

 

  • 中国LPLがeSports史上初めて「ホーム/アウェイ」モデルを導入。チームは複数の都市に存在する専用eSportsスタジアムを往来して競い合うように。
  • ヨーロッパLECは大規模なブランド再構築と長期的パートナーシップモデルの導入を実施。結果、記録的な大躍進を遂げる。
  • 世界各地でインフラ整備への投資を実施。韓国ソウルにLoL Park(LCKのホームスタジアム)、トルコに新アリーナをオープンした他、上海にはTJ Sports(eSportsに特化したテンセントとライアットのジョイントベンチャー企業)を設立し、最新鋭の遠隔中継スタジオを開設。
  • LCSは引き続き北アメリカのトップeSportsリーグとして存在感を顕示。パートナー企業もState FarmおよびAlienwareに加えて新たにHondaなどが加入。

 

一方、競技シーンは世界各地域の実力差が縮まったことを示す年となり、2019 Mid-Season Invitational(MSI)では珠玉のストーリーがいくつも誕生しました。

 

私は過去数ヶ月の間に各地域のeSports部門メンバーと面会し、2020年以降の計画についてヒアリングを実施しました。その際、毎回投げかけた一つの質問があります。「リーグ・オブ・レジェンドeSportsの未来にとって、もっとも心躍る未来とはどんなものか?そして、それを実現していくには何をすべきか?」。ライアターからは多くのフィードバックが集まりましたが、内容は主に3つの目標に沿うものでした。

 

  • リーグ・オブ・レジェンドの存在をプロフェッショナル競技ゲームシーン最高峰にまで高め、従来型スポーツのトップクラス種目と比肩するほどの国際的人気を獲得する。
  • 世界中の若年層プレイヤーにリーグ・オブ・レジェンドを人生の一部としてプレイし続けるタイトルに選んでもらえるようにし、本作のエコシステムに参加することを目指してもらえるようにする。
  • 「公平で包摂性が高く、スポーツマンシップの尊重される競技」としてコミュニティーに良い影響を与え、その側面が広く認知されるようにする。

 

そこで、これらの目標を大胆かつ熱意に満ちた一文にまとめることにしました。こうしてできたのが「LoL eSportsは全世界十億以上のファンに喜びをもたらす」という目標です。

eSportsに携わるライアター全員はこれを、「ファンに最高の体験を届ける方法を日々模索し続け、ベスト以外の案に妥協しない」という行動指針の標石としていきます。2020年は世界中のファンとの距離を縮め、成長中の地域リーグを支援し、前例がないほどの規模と革新性を両立したeSportsライブイベントを実施する年となるでしょう。 

 

これを実現するためイベントでは、長年追い続けてくれている視聴者にエイターテインメントを提供すること、そして新たな視聴者を呼び込むことの2点に注力していきます。ここで私は意図的に「エンターテインメント」という単語を選びました。もちろん白熱した競技性は最大の優先事項ですが、Worlds 2018 におけるK/DAなどが幅広いファン層の心に強く響いたのは誰もが知るところですから。私たちは今後も、コミュニティーを興奮させる、記憶に残る体験をお届けするべく力を注いでいきます。また、直近の数ヶ月はパートナーも増加しており、現在はMastercard、Alienware、State Farm、Nike、Coca-Cola、Honda、Secretlabといった企業が協賛してくれています。今後も私たちのビジョンに共感する企業がパートナーに加わってくれることでしょう。もちろん「競技としての健全性」は私たちが最も重視すべきポイントであり続けます。これが失われれば競技を健全な形で長期的に運営することは不可能です。これはライアットの共同設立者であるMarc MerrillとBrandon Beckがリーグ・オブ・レジェンドを作った時に掲げた理念であり、今後も変わることはありません。

 

私たちは今後も「リーグ・オブ・レジェンドは世界最高峰のeSportsタイトルにしてエンターテインメントである」と世界中で認識してもらえる未来を目指し、立ち止まることなく前進し続けます。現在はヨーロッパで開催される2019 World Championshipが皆さんの期待を上回るものになるよう全力を尽くしているところです。世界最高峰のプレイヤーたちが集う、実力伯仲・世界最高峰のeSportsトーナメントを皆さんに、そして世界にお届けすることを今から楽しみにしています。