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LJL Week6:這いあがれ、ランキングボード

2019/02/28, 19:35 - BY RIOT GAMES

LJL Week6:這いあがれ、ランキングボード

闘士たちが鎬を削るせめぎ合い、LJL2019 Spring SplitもWeek6まで参りました。

Bo1(一本先取制)への変更で、チームワークの修正や一戦限りの奇襲が直接勝利に結びつくようになったためか、これまで敗北続きのチームが突然連勝するなど、勝利の行方はめまぐるしく動いています。

そんな中でも唯一無敗を維持しているDetonatioN FocusMe(以下DFM)は、さすがと言うほかないでしょう。彼らはただ強いだけでなく、劣勢の状況から粘り続けてわずかな勝機を見出すことにも長けています。間違いなく優勝候補筆頭です。誰が最初に彼らに土を付けるのか、それとも傷一つないまま優勝してしまうのか、行方が気になるところです。

Week6で訪れた大きな変化は、ついに2位争いでCrest Gaming Act(以下CGA)が頭一つ抜きん出た点でしょう。これまでUnsold Stuff Gaming(以下USG)と一進一退の攻防を繰り広げつつも、大きな差をつけることができずにいたCGAですが、二度目の直接対決に勝利したこともあり、USGに対して差を2勝に広げることに成功しました。

とは言え、油断すればあっという間に縮まる程度の距離。気を抜くことはできません。

そしてもうひとつ、Burning Core(以下BC)の努力がついに実を結んだのか、二連勝を飾り、USGの背後に迫りました。すでにUSGとの対決で2敗を喫しているBCですが、勝ち星の数で上回れば彼らより上の順位にのぼることができます。

ここまで低めの順位をさまよっていたBCですが、3位入賞の目がでてきました。

CGAは昨シーズン厳しい戦いを強いられ、BCは今シーズンでなかなか勝利できずに低迷していたチームです。

どちらも勝ち上がれない苦しさを知っているからこそ、勝利への執着は人一倍でしょう。苦心して這いあがってきた彼らの姿を、今週は見ていこうと思います。

 

BC:Mocha「たくさん話をして、チームワークを改善できたのが勝利の決め手」

ここで取り上げるのはGAME 1、Rascal Jester(以下RJ)との試合です。

Week3での対戦ではCogcog選手とYutorimoyashi選手がインフルエンザで出場できず、急遽サブメンバーをいれての試合となりました。かなり善戦したものの、ベストメンバーではないこともあってその勝負は敗北。手痛い黒星となってしまいます。

今回はその雪辱戦でもありました。

RJは今シーズン重視しているカーサスを選択。Botにはエズリアルをおき、レイトゲームに寄せたピックをしました。対するBCは、シン・ジャオにルブランと序中盤で仕掛けやすいチャンピオンをピック。さらにアルティメットで戦闘に駆けつけやすいカイ=サをYutorimoyashi選手にプレイさせ、どこからでも戦闘を起こせる布陣をつくったのです。

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Once選手は序盤から「カーサスを潰すためにジャングルに入るぞ」という意思を見せつけていました。Wyvern選手とぶつかり合うようなルートを狙ってジャングルに侵入し、試合開始3分も経っていない段階で勝負をしかけます。

序盤が強いシン・ジャオであることを活かしたアグレッシブなプレイでした。

Wyvern選手はなんとかOnce選手を相討ちに持ち込んだものの、これでRJは「BCはジャングルに侵入するのを狙っている」と強く刷り込まれました。そのため、コントロールワードを買い込んで守勢に入ることを余儀なくされたのです。

RJを押し込むことに成功したBCは、リバーの視界をチェックしながら敵陣に侵入。カイ=サがレベル6になるタイミングで視界のコントロールを行うために動いていたYuki選手の戻り際を狙い、Yutorimoyashi選手にキルを与えることに成功します。

MidレーンではRJで唯一序盤から戦えるチャンピオンであるジェイスをピックしていたHollis選手がRoki選手に1v1を挑みますが、Once選手とMocha選手がそこに駆けつけて逆にHollis選手をキル。Wyvern選手のカーサスがアルティメットでRoki選手をなんとか倒しましたが、その一分後には再びOnce選手とMocha選手がMidへ。ローテーションの優先権を得ているBCが人数をかけてHollis選手を討ち取ります。

この試合開始から10分間の動きで、RJ側は視界をとりに行くだけでも大きなリスクを背負うこととなり、試合を動かせる余地がほぼなくなってしまいました。それでもなんとかBCに食らいつこうとするRJですが、差は広がっていくばかり。

JunglerとSupportが連動して視界を奪い、RJが迂闊な位置取りをしたところで仕掛けるという戦略を徹底したBCが、勝利をおさめました。

これまでのBCは、ゲーム内でちぐはぐな動きを見せることが多々ありました。それぞれの選手が一線級のキャリーの素質を持ちながら、それをいまひとつ活かしきれていなかったのです。

しかしWeek6の彼らはそこを修正し、チームとしての動きに磨きをかけてきました。その結果がこの勝利でしょう。

Mocha選手は試合後のインタビューで「前回の試合に負けて、コーチといろんな話をしました。それでチームワークを改善できたのが今回の勝利につながったと思います。僕からもチームに対してたくさんの話をして、みんなそれをしっかり聞いてくれました」とコメントしました。BCは前シーズンからメンバーを大きく変えました。Top、Jungle、ADCが変わり、歯車がうまくかみ合っていない面もあったのでしょう。

そこが修正されたとなれば、ここから快進撃を続ける可能性は大いにあります。なにしろ初週で、DFMを敗北の瀬戸際まで追い込んだチームなのですから。

ここからのBCには期待が持てそうです。

 

CGA:敗北を乗り越えて

CGAとUSGは今シーズンかなり調子をあげてきている2大チームとして、シーズン開始直後から注目されていました。以前の記事(LJL Week2:巻き起これ新人旋風)を書いたときから、特にこの2チームの試合は毎週楽しみにしていた私なのですが、ついに二度目の直接対決ということで試合前からワクワクが止まりませんでした。

Week3での直接対決の結果はUSGの勝利。この時はCGAに少しローテーションの面で乱れがあり、そこでロスした部分をUSGが突いて試合を有利に運んだ形となりました。

そして始まったWeek6、前回はKeymaker選手にBotレーンでマルザハールをプレイされてレーニングが厳しい状態だったため、CGAはマルザハールをバン。さらにスウェインもバンし先にブラッドミアを選択することで、「Botでメイジはやらせない」という意思を見せます。さらにGrendel選手はガリオをピックし、USGが得意なEnty選手のローミングからの展開についていこうという意思を見せました。

そして試合開始。USGは序盤からBotサイドの視界をコントロールし、hachamecha選手の用いるリー・シンの動きをけん制します。これによってBotレーンがプレッシャーを受けずにプッシュすることができ、常に押し込む形に。さらにTussle選手とEnty選手が揃ってCGAサイドのジャングルの視界をとり、こっそりドラゴンを倒そうとするhachamecha選手の動きも察知して追い返した上、ドラゴンバフを確保。Botサイドの視界の掌握を続け、Keymaker選手に2キルを与えることに成功しました。

その後も試合はUSG有利の展開が続きます。恐るべしはEnty選手のスレッシュです。どこにでも現れてキルチャンスを生み出し、常にチームを引っ張る存在となっています。

しかしCGAも黙ってやられてはいません。第一のターニングポイントがやってきました。

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このMidレーンでの戦闘、MVPは仕掛けられながらも時間を作り出したLuna選手なのですが、Grendel選手のガリオが活きたシーンでもありました。

まずLuna選手は敵がきたことを察知するやフラッシュでリサンドラから離れます。さらにアルティメットを見てからクレンズでスタンを解除し、先に「王殺し(サイラスのWスキルです、回復しすぎですよね?)」を使ってから、さらにリサンドラから奪ったアルティメットで時間を稼ぎました。そこにGrendel選手が「英雄降臨」でかけつけたことで、USGのラインは一気に崩壊。あとから追いついてきたNap選手とArt選手が暴れまわったというわけです。

もしここでUSGの仕掛けが成功していれば、試合の勝敗は決定的なものになっていたでしょう。CGAはこれによって延命に成功しました。

 

耐え忍ぶ戦い

ここから試合は膠着状態に入ります。バロンナッシャー周辺の視界をコントロールしつつ、隙あらばバロンへの攻撃を始めてCGAをつり出そうとするUSGと、捕まえられないように警戒しながらバロンを狙うUSGを阻止し続けるCGA。視界を奪われ迂闊に戦闘になればそのまま敗北してしまう状況である分、CGAにかかるプレッシャーは相当なものだったでしょう。

しかしそこを耐え続け、USGはドラゴンを獲得しつつも決定的な瞬間を作れないまま、試合時間を引き延ばされました。

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序盤から耐え続けたCGAですが、ついに運命の時がやってきました。そう、エルダードラゴンです。ここまででUSGはドラゴンを6体獲得していたため、もしもエルダードラゴンを奪われればそれで勝敗が決してしまう状況でした。

絶対に渡せないエルダードラゴン、先に触ったのはCGAです。USGはスティールを狙う形に。ドラゴンを呼び起こしたまま、時間にして一分近いにらみ合い。互いにスキルを使って相手をなんとかドラゴンピット付近から追い出そうとしながら、絶対に渡せないオブジェクトを狙います。

試合後のインタビューで語っていたことですが、この時hachamecha選手は思いました。

――相手のジャーヴァンはタンクビルド、俺のリー・シンは武器を積んでいる。つまりドラゴンの奪い合いになれば、俺たちが勝てる!

そして試合はその通りに。ギリギリの勝負の末、エルダードラゴンを獲得したのはCGA! 一体もドラゴンを獲得していないとはいえ、それでも継続確定ダメージは脅威です。USGは戦闘をしかけることもできず、apaMEN選手が「解放の魔導書」で持ち換えたスマイトにスティールの望みをたくすのみ。しかしそれもかなわずCGAがバロンを獲得。まっすぐネクサスに向かい、勝利をつかんだのです。

昨シーズンでは戦績ふるわず6位、USGに対しては一度も勝利していなかったCGA。それがたった半年でここまで強いチームになると、誰が予想したでしょう。

今シーズンのダークホースとなった彼らは、果たしてどこまでいけるのでしょうか。

 

Week7の見どころはDFM3連戦!

全勝中のDFMを除けば、どのチームも勝ったり負けたりのシーソーゲーム。前回の勝利は次の勝利の保証にはならないということを、体現しているかのようです。

結果だけ見れば傷一つないDFMですが、危ない試合もありましたし、次はどうなるのか注目せずにはいられないでしょう。

というわけで、Week7の見どころはDFMの3連戦です!

これまでスケジュールの関係上、ほかのチームより対戦回数が少なくなっているDFMですが、ここでようやく試合数でも並びます。さらにそのうち2試合は、いま赤マル急上昇中のCGAと、初日でDFMを追い詰めたBCとの試合です。

正直なところ「どのチームが最初にDFMの無敗を破るのか」が気になって気になって仕方ないのですが、ここまでの戦いを見ると「このままDFMが無敗でFinal進出」も十分にありえそうですね。

 

ところでみなさん知っていますか? 選手たちは試合後のファンミーティングに人がきてくれることを、とても嬉しく思っているようです。中にはサインをいろいろ考えている選手もいるとか。

つまり、その選手の今のサインをもらえるチャンスは一度きりかもしれないわけです!

なんなら毎週会いに行って、いろんなサインをコンプリートするのもいいかもしれませんね。きっと選手もあなたの顔を憶えてくれることでしょう。言わなくてもサインにあなたの名前を入れてくれるようになるかも……?

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ライター:霞