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LJL Week2:巻き起これ新人旋風

2019/01/31, 17:30 - BY RIOT GAMES

LJL

LJL Week2:巻き起これ新人旋風

今年のLJLでは、新規加入のプレイヤーがとにかく熱い!

どこが熱いのかというと、現在2位争いをしているUnsold Stuff Gaming(以下USG)とCrest Gaming Act(以下CGA)のどちらにも、今まで日本のシーンに出てきたことのないタイプのプレイヤーが登場し、試合の勝敗を左右しているのです。

みなさん目にタコができるくらい見た情報だと思いますが、今年からLJLは全8チームのBo1方式(1勝先取)になりました。

この変更によって毎試合内容が変化し、新人プレイヤーや構成が変わったチームがどんなチャンピオンを得意とし、どんな戦いをするのかが、如実に表れるようになっています。

また試合のローテーションが早くなったことで「結局直接対決したらどっちが強いのだろうか」とヤキモキしながら待つことがなくなり、テンポ感がよくなって試合が見やすくなりました。

LJLはWeek2まで進み、ぼんやりと勢力図が見えてきました。

 

昨年のWorldsでも活躍したDetonatioN FocusMe(以下DFM)は、当然のように無敗。そこにUSGとCGAが続き、4位から7位までは団子状態。AXIZ(以下AXZ)は少し滑り出しに苦戦しているかなという印象です。

今週取り上げるのは、昨年の夏から調子をあげてきているUSGと、突然火が付いたかのように上位に食い込んできたCGA。

Week2の試合を取り上げながら、彼らの活躍を見ていこうと思います。


USG:大型新人Dasherと、調子を上げ続けるapaMEN

apaMEN「僕へのリスペクトが足りてないですね」(ビデオを見る

LJLレギュラーチームでありながら、なかなか日の目を見ることのなかったUSG。長い戦いの時を経て、昨年のSummer Splitではついに2位の座へたどり着きました。

そして今年の彼らは、さらに勢いを増しています。

なかでも特筆すべきは大型新人Dasherと、調子を上げ続けるapaMENの存在感でしょう。

Week2 Day1 Game4、対Burning Core(以下BC)の試合では終盤まで膠着状態が続いていました。BCは時間をかけてヴェインを育てようと、安定したゲーム展開を維持していたのです。リサンドラやグラガスといったピックアップの得意なチャンピオンを選び、装備の整ったヴェインで敵を叩き潰そうという狙いです。

そしてついにその時がやってきました。ほんのわずかにUSGが散らばった隙を突いて、BCがTussleをとらえたのです。なんとか時間を稼ぐTussle、しかし形勢はBC有利。決定的な瞬間が訪れてしまったのかと誰もが固唾をのみました。

しかしそこに飛び込んだのがDasherのアカリ。Rokiの体力を削り、アルティメットでRokiとMochaをまとめて倒します! フロントが瓦解したことで無防備な姿をさらしたYutorimoyashiにapaMENがせまり、彼をとらえ処刑したことでチームは被害なく勝利。これによってバロン・ナッシャーを獲得したUSGは勢いづき、勝利を獲得したわけです。

MidのDasherは韓国のES Sharksというチームで戦っていた選手であり、その実力は折り紙付き。新たなチームでそのポテンシャルを発揮できるかという点だけが懸念点でしたが、ここまでの試合を見る限りその問題もなさそうです。なにしろ毎試合アグレッシブにプレイし、常にソロキル(ときにはソロデッド……)を起こすプレイヤーなのですから。

そしてTopのapaMEN選手。今シーズンはかなり調子がいいようで、Week1からめざましい活躍を見せています。USGの試合中盤からの展開で、彼がキーマンとなっているのは間違いないでしょう。

ちなみにBCのcogcogとapaMENは過去同時期にRascal Jesterに所属しており、師弟関係だそうです。師匠であるapaMENは、勝利後のインタビューでcogcogに対し「僕へのリスペクトが足りてないですね」と親しい間柄ゆえの独特なエール(?)を送っていました。

 

CGA:LunaとArtの加入でもうhachamechaな進撃中

単身で敵に飛び込み戦端をひらくArt(試合を見る

CGAは2017年からLJL CS(昨年まで開催されていたLJLの二部リーグ)で戦い続けていたチームです。2018年のSpling Splitでついに入れ替え戦に勝利し、Summer SplitでLJLに参戦してきました。

しかしながら戦績はふるわず、シーズン通しての勝ち星は3つのみ。今年はチームをどう組み立てなおすのかが注目でした。

そして今年のメンバー発表を見てみると、なんとチームには三人の新人が加入しているではありませんか。MidのLuna、ADCのArt、SupportのGrendelです。

ここまでチームメンバーを変更して、いきなり活躍するということもないでしょう。実際に試合で戦いながら方向性を固めたりと、やることも多いはず。その間に新メンバー3人のお手並み拝見といこうじゃないか。

そう思っていた時が私にもありました。

この新メンバーの三人、とにかくうまい。特にLunaとArtの活躍には目をみはるものがありました。

上の写真はWeek2 Day2 Game2で、Artがカイ=サのアルティメットを使って敵陣に切り込んだシーンです。この時CGAはリバー付近に陣取っており、彼に追いつくには数秒の時間を必要とする状況でした。

ここで「自分が飛び込んでも敵にダメージを与えつつ時間を稼げる」という判断を下すには、自分のスキルへの自信と勇気がなければできません。なにかの間違いでブラウムのアルティメットがヒットしてしまえば、そのまま倒されてしまってもおかしくありませんから。

しかし彼はステルスと「ゾーニャの砂時計」を駆使して、自分は戦闘できる状態を保ったまま敵のADCを戦闘が厳しい状態へ追い込んだのです。

いいですか、5秒です。Artが稼いだ時間はたった5秒。それでこの試合の勝敗が決定的になってしまいました。

↑楽しそうに笑うLunaと真剣な顔つきのArt

そしてもう一人、hachamechaをして「彼は化物です」と言わしめた18歳のルーキーであるLuna。彼はプロ経験のない完全に新規のプレイヤーでありながら、すでにLJLでその存在感を示しつつあります。

ここまでピックしたチャンピオンは「ルブラン」「リサンドラ」「アジール」「アカリ」と、チームに合わせることのできる幅広さ。さらにリサンドラをプレイした試合ではCerosをソロキルするなど、大舞台に一切負けないポテンシャル。これからの試合でも目が離せない存在です。

試合後のインタビューで登場した彼は、現在メタから少し外れたところにいるアジールを使った試合で「最初に耐えられればゾーイに対して十分に勝てるという見込みがありました。リーサルテンポだったのは、彗星やエアリーと比べて多少レーニングでのダメージが落ちたところで殺されないと思い、後半の集団戦でより影響力が高いと判断したからです」と、自分のプレイへの自信がわかるコメントを残していました。

CGAはもともと、現在はSubにいるAlpsをMidに据えてTopとMidから動かしていくことが多いチームでした。しかし今年はADCにArtが加入したことで、Bot側からの展開を作り出すことができるようになりました。

昨シーズンからの成長が著しいCGA、今季の台風の目となるのでしょうか。

 

Week3の見どころはUSGvsCGA、2位を争うチームの衝突!

着実に力を伸ばしゆっくりと成長してきたUSGと、突然頭角を現したCGA。ある意味両極端なチームが、Week3でついに邂逅します。

以前ならはやく見たい対決がスケジュールによってはWeek5、その次の対決はWeek10なんてことになっていたので、今年のLJLのスピード感はすばらしいですね。

もちろんここで順位が決まるわけではありません。LJLは序盤も序盤、順位がひっくり返る可能性はまだまだあります。

しかし現在勢いをつけているチーム同士の戦いに注目しない理由もないでしょう。

気になるのはCGA側がどういう戦略をとるかでしょうか。apaMENを抑えるためにTopからMidを中心にするのか、Artという長所を活かすべくMidからBotで動かすのか。しかし油断してTopに力を割けば、Entyに足元をすくわれる可能性もあります。

はてさてどう出るCGA、どう受けて立つんだUSG、Week3もワクワクが止まりません!

おっと生で試合を観たくなってきましたか? 若くてピチピチの新人選手と生でしゃべって握手がしたい?

そんなあなたは会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

とは言えチケットには限りがあります、すでに売り切れも出ているそうです。

ご予約は、お早めに。

【LJL 2019 Spring Split 開催概要とチケット発売のお知らせ】

 

 

ライター:霞