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LJL 2019 Spring Split プレーオフ出場チーム紹介

2019/04/05, 14:00 - BY RIOT GAMES

LJL

LJL 2019 Spring Split プレーオフ出場チーム紹介

皆様、3か月にわたるレギュラーシーズンはいかがでしたでしょうか。

選手たちは常に切磋琢磨し、時に笑い時に泣きながら、長い3か月を戦い抜きました。たった一度の集団戦が試合の明暗を分け、序盤の油断が勝負のすう勢を決めてしまう。シビアな戦いを毎週行い、うまずたゆまず歩み続ける選手たちの背中には、感動を禁じ得ませんでした。

と、まるでLJL 2019 Spring Splitが終わってしまったかのような語り草ですが、ある意味本番はここからです。そう、今週末からはプレーオフが開催されます。

大会で当然のように使われる「プレーオフ」という言葉ですが、その意味をご存知でしょうか。

プレーオフには「通常の順位決定戦(レギュラーシーズン)の後、さらなる上位の試合への出場権をかけて行われる試合」という意味があります。LJLでいうなら、優勝チームに世界大会への挑戦権が与えられますよね。

世界への切符を手にする可能性のあるチームたち。今回は改めて彼らを紹介いたしましょう。

 

1位:DetonatioN Focus Me

Top:Evi

Jungle:Steal

Mid:Ceros

ADC:Yutapon

Support:Gaeng

Sub:Ramune

最速の試合展開、最小の動き、最短の勝利へのルート。あらゆる面が最高水準でありLJLの“王者”と呼ばれるチームです。

昨年のWCS(World Championship:LoLの世界大会のこと)で発揮したポテンシャルも素晴らしいものでしたが、そこで培った経験を活かしてさらに強化を重ね、今シーズンは昨年以上の強さを見せつけました。20勝1敗という圧倒的スコアでレギュラーシーズンを終えた彼らは、LJLの優勝カップにすでに手をかけているように見えます。

このチームで華々しい活躍を見せるプレイヤーと言えば、やはりEvi選手とYutapon選手です。

Evi選手はこれまでもスプリットプッシュ(チームから離れて、ひとりでレーンをプッシュすること)が得意なプレイヤーでした。サイドレーンを押し上げて1対1を仕掛け、そこで敵を圧倒する。言葉にすれば簡単ですが、それを成功させるには相当な技術と、なにより胆力が必要です。もちろん相手もプロですから、そこを耐えるためのピックや立ち回りをしてきます。DetonatioN FocusMe(以下DFM)を相手どるチームは、まず彼をどう抑えるかを考えさせられるでしょう。

そしてEvi選手に気をとられて時間を使ってしまえば、中盤からはYutapon選手が暴れ出します。現在の彼はKDA(デスとキルアシストの割合)1位。つまりリーグ全体の中でもっとも死なずに、もっとも敵を倒しているプレイヤーであるということです。

特筆すべきはその集団戦におけるポテンシャルです。あたっても問題ないスキルといけないスキルを見分け、狙うべき敵を素早く判断。さらにこれまで何度もキャスター陣を驚かせてきた戦線への飛び込み方は、敵の上に“死”の線を見ているかのようです。

もちろんそれを支えるGaeng選手や、Steal選手のマップ全体のコントロール。Ceros選手のチームを補佐する立ち回りに、Ramune選手の積極的にキルを狙う姿勢など、それぞれの個性を活かしながらひとつのチームとして噛み合わせたプレイは、まさに一級品です。

ついでに言うと、DFMはプレーオフ出場チームのどちらにもレギュラーシーズンで負けておりません。苦しい試合もあったものの、すべての試合で勝利をおさめました。

まさに優勝候補筆頭、王者として堂々と決勝の舞台で待ち構えています。

 


2位:Crest Gaming Act

Top:Nap

Jungle:hachamecha

Mid:Luna

ADC:Art

Support:Grendel

Sub:Alps

Sub:atyamomo

前シーズン最下位で終わったCrest Gaming Act(以下CGA)が2位にまで上り詰め、プレーオフの舞台に立つなど、誰が予想したでしょうか。

この変化を招いたのは、MidのLuna選手とADCのArt選手の活躍でしょう。

Luna選手はアカリやルブラン、サイラスといった攻撃的なチャンピオンをピックする傾向にあります。レーニングから相手にプレッシャーをかけ、積極的にキルを狙うシーンも数多くみられるプレイヤーです。

集団戦でも敵の後衛に飛び込んで陣形をかき乱し、気を抜けばあっという間にキャリーのプレイヤーをかっさらうパワーを持っています。彼の動きが試合のキーとなることは間違いないでしょう。

比較的序盤から影響力を発揮し始めるLuna選手に比べ、Art選手は中盤以降にその力を見せてくれるプレイヤーのようです。レギュラーシーズンでは装備が整ってからのパワースパイク(出力できるダメージ量が大きく上がるタイミング)が顕著なカイ=サとヴェインを頻繁にピックし、チームを勝利に導きました。

どちらも集団戦で敵をかく乱する能力が高く、1対1が得意なチャンピオンです。敵を惑わしながらひとりずつ敵を減らしていく姿は、さながら「蝶のように舞い蜂のように刺す」といったところでしょうか。

ちなみにリーグの平均キルランキングでArt選手は1位、Luna選手は2位と、仲良くワンツーフィニッシュを決めています。CGAの要がこのふたりであることは疑いなさそうです。

MidとBotが安定したことで、hachamecha選手が動きやすくなっているのも追い風でしょうか。とはいえCGAはスロースターターの印象があり、試合序盤は相手に有利を明け渡しがちな面もあるので、Semi Finalでそこがどう影響するかが気になるところです。

 

 

3位:Unsold Stuff Gaming

Top:apaMEN

Jungle:Tussle

Mid:Dasher

ADC:Keymaker

Support:Enty

Sub:Arumik

最後はこのチーム、Unsold Stuff Gaming(USG)です。今シーズンは序盤こそ好調に見えたものの、中盤からは少し苦しんでいる姿が目立ちました。

それを支えたのは、TopのapaMEN選手とMidのDasher選手でしょう。Dasher選手の加入によって、USGはこれまでBotを中心とした試合運びだったのがMidから動かせるようになり、調子をあげてきているapaMEN選手が試合展開に参加しやすくなったのが大きいでしょうか。

USGはシーズン序盤、apaMEN選手にアーゴットやエイトロックスを渡していました。彼らはレーニングを安定して行え、集団戦でも活躍しやすいという安定的なピックです。実際にapaMEN選手は彼らを使って素晴らしいプレイを行っていましたが、度重なる弱体化や変更を受けてパワーを落とされた彼らは、どちらかというとチームファイトに寄った存在になってしまいました。そこでUSGはシーズン終盤になるにしたがって、レーニングでより優位を築きやすいナーや、スプリットプッシャーとして有名なフィオラをピックし、apaMEN選手の力をより活かせる構成を狙い始めたように感じます。

粗削りな印象は受けますが、実際に試合時間は短くなっていますし、Semi Finalまでには修正を行い完成度をあげてくるでしょう。

さらに今シーズンで一気に有名になったMidのDasher選手は、チームとしての勝ち星の数は負けているにも関わらず、平均キルランキングでCGAのLuna選手と同率2位に並んでいます。

彼に対してはかなりのターゲットバン(特定のプレイヤーの使用チャンピオンを制限するようなバン)が行われていますが、チャンピオンプールの広さと個人技の高さでそれをかいくぐっています。バンピックの段階からチームの要として機能し続けているのは、さすがとしか言いようがありません。

またEnty選手はTussle選手と連動して執拗に視界をコントロールし、MidやTopへのローム(レーナーがレーンを離れてほかレーンへ影響を及ぼしにいくこと)を行うことが多いため、その点も注意が必要でしょう。この2人にチームメイトが捕まえられ、うっかりapaMEN選手やDasher選手にキルが入ってしまえば、その後の試合展開が大きく変わってしまいますから。

USGは終盤から変化を続けている最中。曲者ぞろいな上に何を仕掛けてくるかわからないと、厄介なことこの上ありません。

 

Semi FinalのUSGvsCGA、見どころは中盤戦

それぞれのチームを見ていきましたが、実に個性的で面白いチームばかりだなと改めて感じる次第です。

DFMはTopとADC、CGAはMidとADC、USGはTopとMidと、それぞれ注目プレイヤーのロールが違うのが面白いですね。もちろん彼らがキャリーできるかどうかにはJungleとSupportの協力が不可欠であり、試合展開は予想もつかないわけですが。

きたる4月6日からはプレーオフの開催です。まずはSemi FinalでUSGとCGAがぶつかります。

CGA対USGの試合は、Week8の3試合目(USGがTopとMidのスワップを行い、逆に不利を背負って負けてしまいました)を除けばほぼイーブン。中盤以降からじりじりとにらみ合いを続けることが多くありました。

どちらかが大きなミスをすることがなければ、地力(じりき)はほぼ変わらないはず。序盤は試合が動かない可能性が高いため、見どころは中盤戦以降になるでしょう。

apaMEN選手がフィオラのようなスプリットプッシャーを使うなら動き始めるのはそのタイミングでしょうし、Art選手がよく使うカイ=サやヴェインもそのあたりからパワーを発揮し始めますから。

Finalへ駒を進めるのはどちらになるのか、見逃せない戦いが待っています。

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ライター:霞