ONにすることにより試合結果を表示することができます。

IWCQ四日目、勝利へ食らいつく

2016/08/29, 12:15 - BY RIOT GAMES

IWCQ

IWCQ四日目、勝利へ食らいつく

負けられない戦い

早くも4日目を迎えたIWCQ。日本代表RPGの対戦相手は、4連敗中の南ラテンアメリカのリーグCLS代表Kaos Latin Gamers Movistar(KMV)だ。ラテンアメリカの歴史あるeSportsチームとして勝ち星なしでは帰れない。なんとか一勝をあげたいKMVがこの試合にかける思いはとてつもなく強かっただろう。

そしてRPGもまた、この一戦は落とせない試合だった。初日GPL代表・SAJにこそ快勝したRPGだが、この戦いを前に3連敗を喫している。目標とする「プレイオフ進出」のためには、もう負けは許されない。

その両チームの勝利への執念がぶつかり合った結果、IWCQ4日目で勝者に輝いたのはRPGとなった。

「勝って自信を取り戻したい」

試合前、現地から届いたインタビューでKMVのPlugoは「今までの試合の失敗から多くを学んだ」とコメントし、elementは昨日敗北したが良い試合ができたLYN(Lyon Gaming)とRPGが似ていると分析。「日本との対戦はいい試合になると思う」と自信をのぞかせた。

対してRPGのキープレイヤーDaraはここまでの連敗を受けて「厳しい状況になってしまって、自信があるとは言い辛い」と弱気な一面を見せつつも「試合に勝つために最善を尽くして自信を取り戻したいです」と意気込みを語る姿が映され、試合はスタートした。

バン&ピックではブルーサイドRPGが、ガングプランク、ケネン、タリヤをバンし、レッドサイサイドKMVはナー、ブラッドミア、タム・ケンチをバン。ピックはRPGがシェン、レク=サイ、ルブラン、ジン、アリスター。盤石なフロントラインを揃えた構成だ。対してKMVはエコー、キンドレッド、カルマ、アッシュ、ジャンナをピック。集団戦でのマジックダメージ不足がやや気になる構成となった。

Roki、Daraが魅せるハイレベルなプレイ

序盤から強気なプレイを見せたのはRokiだ。得意のルブランで積極的にダメージ交換を行い、ヘルスの有利を作りレーンを押し上げる。それに呼応してTussleもカウンタージャングルを仕掛ける見事なチーム連携だ。

試合開始7分には、RokiがTussleとともにTOPギャンク。キルには繋がらなかったが、elementのフラッシュをダウンさせることに成功した。一方、11分にはRPGに反応する隙を与えず、KMVがファーストドラゴン(クラウドドレイク)を先取。オブジェクトではKMVが先行する。

だが、そのままキルは生まれず中盤戦。引き続きTussleが縦横無尽にジャングルを駆け回り、気づけば2000ゴールド以上の有利をRPGが築き上げていた。18分にTussleがBOTに介入するとKMVをタワー下から追い出し、ファーストタワーを獲得。

MIDではキルを狙ったPazのアルティメットが上手く決まらなかったものの、その間にドラゴン獲得に成功した。

双方しびれを切らした21分、ついにキルが生まれる。TOPサイドのワードに写ったJuliostitoをPazとTussleで挟み撃ちしキャッチ。さらにDaraも合流するがギリギリのところでキルには繋がらず逃げ切られてしまう。だが、MIDから合流しようとしていたTheFoxzをMeronが捕らえてファーストブラッド!まさかのソロキルだ!

続けざまにRPGはタワーダイブしPlugoもキル!さらに、なんとかタワー守ろうとするKMVに対し、RPGは5人がかりでタワーに圧力をかけ、MIDタワーを獲得した。

だが一方で、ジャングル内で1vs1を仕掛けたTussleが合流したKMVに囲まれ、逃げきれずにキルされてしまい、そのままRPGは取れたはずのドラゴンまでKMVに奪われ、BOTタワーまで明け渡すといったミスもあり、一瞬、風向きがKMVに変わるかと思われた。

しかし27分、TOPタワーでの睨み合い。Juliostitoからハラスを受けていたDaraがW+Qコンボで華麗に反転しイニシエイト!さらにPazが見事なタウントを決めると、Rokiが次々とキルをうみ、トリプルキルを獲得した!人数差を作ったRPGはそのままバロンにラッシュ。RPGは一気に大きな有利を作り出した。

流れにのったRPGはもう止まらない!バロンバフを手にしタワー、インヒビターを次々と破壊。さらにRokiが視界のないブッシュでリコールするJuliostitoをキャッチしソロキルするというスーパープレイまで飛び出した!

さらに33分にもRokiが華麗な立ち回りでTheFoxzをソロキルしたところから、集団戦がスタート。一気に攻め立てMIDセカンドタワー、レッドバフ、TOPセカンドタワーと流れるようなローテーションでオブジェクトを獲得した。

36分に再びバロンを手にしたRPGは一気に全てのレーンに圧力をかけ、38分に試合を終わらせた。

RPGらしさ

序盤から”RPGらしい”丁寧なゲームメイクができたのがやはり大きな勝因だろう。RokiがMIDを押し上げたタイミングで、TussleがJungleに入るという丁寧な試合運びが功を奏した。一方のKMVは難のあるドラフトが災いし、アグレッシブなプレイができなかったのが敗因だと言えるだろう。Tussle、Paz、Daraが入れ替わりでダメージを吸収する、そのRPGの強固なフロントラインを打ち崩せる構成ではなかった。

試合後のインタビューでも「自分たちのやりたいチャンピオン、プレイができたことが勝因だった」とRokiは語っている。この試合でRokiはアッシュのアローを全て避けたが、このことについては「アッシュのアローは飛んできたら避けるだけ」と涼しい顔で答えた。

次の試合に向けて「もっと自分たちがやりたいプレイができれば」と語り、「これから全勝目指して頑張るので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

負けられない戦いは続く

危ないシーンもあったが、試合はRPGのペースで進んだ見事な内容だった。これまで緊張からか調子を落としていた個人個人のパフォーマンスは大幅に改善されており、前の試合から不安視されていたチームの連携面もまだ完璧ではないが一晩でかなり整えてきた。毎日連続で行われる試合のなかでも、着実にプレイを修正していける柔軟性こそRPGの強さだと言っていいだろう。

残り2日、2試合。次の対戦相手はIWCQ開幕以来、無敗の5連勝で絶好調のLyon Gamingだ。相手が誰であれ、プレイオフ進出を目標に掲げるRPGに敗北は許されない。5日目、格上相手の強豪に立ち向かう彼らの勇姿を見届けよう!