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IWCQチーム:INTZ (CBLoL)

2016/08/16, 17:07 - BY RIOT GAMES

IWCQ

IWCQチーム:INTZ (CBLoL)

IWCIメキシコ大会準決勝での敗北から4ヶ月、INTZが世界の舞台に帰ってきました。しかし今回はある意味ホームのようなもの。プレイ会場となるCBLoLのスタジオは、2016年にほとんどゲームを落とすことなく、両スプリットで優勝を成し遂げるという、ほぼ非の打ちどころがないシーズンを成し遂げた場所です。

しかし苦い過去はいつまでも付きまといます。IWCI 2015での熱狂的なトルコ人ファンや台風の目としてサプライズを起こした“European Wildcard”のSuperMassive(トルコ)、あるいはIWCI2016でのHard Random(ロシア)の記憶はそう簡単に忘れられるものではありません。その上、ブラジルのファンが寄せる期待に応えなくてはならないという重圧までがのしかかります。かつてのKaBuM(2014年)やpaiN(2015年)のときと同じく、World Championship進出の瞬間を目撃しようと熱い視線が注がれていることは間違いありません。

 

INTZ eSports

 

  • Top: Felipe “Yang” Zhao
  • Jungle: Gabriel “Revolta” Henud
  • Mid: Gabriel “Tockers” Claumann
  • ADC: Micael “micaO” Rodrigues
  • Support: Luan “Jockster” Cardoso
  • Coach: Alex “Abaxial” Haibel

 

 

チーム経歴

シーズン 2014半ばに結成されたINTZは、セミプロリーグで共にプレイしていたTockersとYang、JocksterとmicaOに、Djokoが加わってできた若いチームです。しかし、2015年初頭にRevoltaが加入すると、それまでの「二流」のレッテルを払拭し、Summer Splitでチャンピオンの座を獲得。そのスピーディで、苛烈極まりないプレイスタイルでブラジルのファンを驚かせます。

ところが、初めてのチャンピオンシップであったこと、まだまだ経験不足であったことから、2015 IWCI決勝ではBesiktasとトルコのファンからのプレッシャーに圧倒されました。初戦を制するものの、その後の3試合を落としてしまいます。さらにWinter Split(※ブラジルでのWinterは南半球のSummerになります)ではRevoltaがKeyd Starsに移籍してしまい、CBLoL決勝でpaiN Gamingに敗北。しかし、トーナメント後にジャングラーのRevoltaが復帰すると、INTZは再び破竹の勢いで快進撃を開始。2015年のPost-Season Split、ならびに2016年Summer SplitとWinter Splitを優勝で飾りました。

かつて得意としていたようなハイペースなスタイルは影を潜めています(その大部分が戦略の変更によるもの)。国際的な舞台における地位は確立されていないとはいえ、その強さはブラジルの競技シーンを席捲しており、無視できない存在です。何より、彼らは参加した公式大会8つのうち6つで決勝に進出しているのです。

 

プレイスタイル


2015年前期をはじめ、かつてINTZはハイペースで苛烈なプレイスタイルで知られていました。しかし今では経験を積み、大幅に戦略を変更したことで、チームは自身のゲーム展開を見つめ直すことになりました。2016年のINTZは、状況に柔軟に対応しながら進めるプレイを採用しており、2015年前半から行ってきたプレイスタイルと相まって、大きな相乗効果を生み出すことに成功。これが可能になるのも試合の各状況、特に集団戦で行われる緊密なコミュニケーションがあってこそでしょう。
 

“Intrépidos(勇者)”の異名をとる彼らはマップ上のゲームとミニオンウェーブのプレッシャーを駆使し、アクションを取るための布石を打つ方法を熟知しています。そのプレイスタイルの肝はキルではなく、オブジェクトにあります。JocksterとmicaOはマップの下から素早く展開。Revoltaのロームとギャンクをサポートして、他のレーンを支援します。YangとTockersはソロレーンを引き付けておいたり、個別に勝利することもできますが、それが上手くいかなかった場合、大抵はテレポートを使い、広範囲なプレッシャーを作り出します。

注目すべきは、CBLoL決勝戦であり彼ら直近の試合であった7月9日から現在までに遂げた、INTZの変貌ぶりです。同チームはヨーロッパで1ヶ月のブートキャンプ(集中トレーニング)を実施しており、決勝戦で見せた戦術とワイルドカードの試合で使う戦術は、全く異なるものになるでしょう。

 

注目プレイヤー: Tockers(Mid)

 

 

結果を残すためにチームプレイを最重視するINTZでは、スポットライトを当てるべきプレイヤーは見つけにくいものです。しかしINTZが不調に陥ったときには、Tockersこそが注目プレイヤーであると分かります。このミッドレーナーは素晴らしい安定度を誇り、チームが敗北したときであっても見事なKDAを叩き出し、チームが優勢なときであれば、相手を叩きのめしてしまいます。


Tockersは冷静に戦況を把握し、キル数で敵を凌駕します。また、彼の主なストロングポイントの一つにチャンピオンプールの広さが挙げられます。コントロールメイジのほかに、タンクメイジやアサシンでのプレイも得意としています。ブラジルにおいて、ミッドレーンを担うのは楽な役回りではありません。Kami、TinOwns、Takeshiといった猛者がひしめいていますが、Tockersは彼らを敵に回してもレーンを制圧し、チームの勝利に貢献します。ミッドがプレイにおける要となるWildcard Qualifierでは、嫌でもTockersの名を耳にすることになるでしょう。