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IWCQチーム:Dark Passage(TCL)

2016/08/22, 11:57 - BY RIOT GAMES

IWCQ

IWCQチーム:Dark Passage(TCL)

2013年、2014年、2015年、そして2016年…Dark Passage(DP)はTurkish Grand Finals(TGF)で毎年優勝することを運命づけられているかのようでしたが、今回ばかりは違っていました。Winter Splitの準決勝敗退後も何も変わっていないように見えた彼らは、そのままTGFにも敗れるものと思われていました。しかし、対戦相手のSuperMassiveが有利との下馬評を覆してDark Passageは4年連続で優勝決定戦に勝利し、優勝カップを掲げることとなりました。

Dark PassageはIWCQへの出場にあたり、年齢要件によってCapsとXerxeの2人のスター選手を変更する必要があります。それでも、彼らの目標は変わりません――2014年の成功を再現し、トルコを代表して再びWorldsに出場することです。彼らはトルコからWorldsに進んだ初めてのチームですが、その成功を今回も再現し、さらにそこで勝利を獲得できることも示す必要があります。

Dark Passage

Top: Kaan “Elwind” Atıcı
Jungle: Thomas “Kirei” Yuen
Mid: Sofyan “CozQ” Rechchad
ADC: Berkay “Zeitnot” Aşıkuzun
Support: Burak “rogu” Eryol
コーチ: Şükrü “Lelouch” Şentürk
サブメンバー(Mid): Furkan “Immortoru” Tekeş

チーム経歴

トルコで最初の国内トーナメントは2012年に開催されましたが、Dark Passageはクラブが望む理想のロースターを組むことに苦戦していました。複数のジャンルにまたがるeSportsクラブとして2003年に設立されたDark Passageは、すべての試合に勝利することを目指していましたが、彼らのリーグ・オブ・レジェンドへの挑戦は敗北から始まりました。

2012年末以降、Dark Passageは新たな才能や経験豊富なジャングラーであるTheokolesとともに戦うことを決めました。新たなロースターで臨んだ初めての大会である2013年のWinter Finalsにおいて、驚きの快進撃で全ての対戦相手を下し、決勝戦に進出しました。そして、トルコのリーグ・オブ・レジェンドの歴史に残る最も劇的な決勝と語り継がれる戦いで、Dark Passageは3勝2敗で勝利し、覇権を握りました。

2年間で8つのタイトルを獲得し、Dark Passageはすぐにトルコ国内で実力を証明してみせたものの、国際舞台での成功はすぐには訪れませんでした。2013年には控えのADCでIWCQに出場し、辛うじてグループステージを通過するも、その後敗退しました。2014年は新たな旅となり、チームはGamescomでWorlds行きのチケットを懸けてLegacyとRussian Forceと対戦しました。Legacyのジリアンを使った脅威のチーム構成には敗れたものの、その後Dark Passageはトルコで初めてのWorlds出場チームとなりました。Worldsを0勝6敗で終えた後、チームはバラバラになり、スター選手を擁する新たな挑戦者(Beşiktaş)が現れました。スタートップレーナーのfabFabulousを失ったことで、Dark Passageは才能あるミッドレーナー、Elwindのトップレーンへの転向を余儀なくされます。アサシンのプレイで知られるElwindにとってポジションの変更は容易ではなく、彼はほとんどの試合をタンクとしてプレイする必要に迫られました。Winter Split FinalsではBeşiktaşが3勝0敗でDark Passageに勝利し、彼らは国内の決勝戦において初めての敗北を喫します。しかしチームは敗因を分析して、HolyPhoenixを放出する代わりに新進のスターADCであるZeitnotをチームに加え、次のSplitに向けて力強いチーム作りを始めました。

彼らは成功できたのでしょうか?当初は誰も彼らの活躍にさして感銘を受けていませんでしたが、LCS出身のRydleをサポートポジションに迎え入れたことで、Dark PassageはTurkish Grand Finalsで優勝します。しかし、地元トルコのイスタンブール開催によるアドバンテージにもかかわらず、IWCQでの挑戦は彼らが思い描いたものとは違う結末となりました。

2016年のWinterはDark Passageにとって過去最悪のSplitとなり、チームキャプテンとスターミッドレーナーのNaruがSuperMassiveに移籍しました。Dark Passageは優勝決定戦への出場すら叶わず、Beşiktaşに2勝0敗からの大逆転勝利を許し、それをネタにしたミームも生まれました――「NaruはDark Passageなしでも決勝に進めるが、Dark PassageはNaruなしで進むことができるのか?」

すべてを白紙に戻す時でした。若き才能のXerxeがベテランジャングラーのCrystalに取って代わると、この変更によってすべてが変わりました。レギュラーシーズンの終了に向けて、チームはさらにEU CS(EU Challenger Series: EUの2部リーグ)のミッドレーナーCapsを加えます。Xerxeが圧倒的なジャングルのプレッシャーで試合を支配し、Dark Passageは目に見えてチーム状況が好転します。それでも、レギュラーシーズンを1位で通過して準決勝でも圧勝したSuperMassiveを相手に、TGFで優勝候補と見なされることはありませんでした。SuperMassiveを完膚なきまでに攻略した3勝0敗の勝利は誰も予想しなかった結果であり、多くの疑念を覆して、Dark Passageは決勝で誰もが驚くパフォーマンスを披露し、Turkish Championsの連勝記録にまた1年を追加することとなりました。  

XerxeとCapsがプレイできないために、DPはKireiとCozQを出場させます。このオランダ人の二人が見事代役を務めることができれば、DPにとってWorlds出場への夢はそう遠いものではないはずです。

プレイスタイル

Dark Passageの最大の強みは彼らのマクロプレイにあります。チームはマップ内を動き回ってオブジェクトを奪うことを好み、相手チームのあらゆる行動に対して、それを上回る行動で対応します。敵がキルを奪えば、DPはドラゴンを奪います。敵がドラゴンを奪ったなら、敵はタワーを一つ失うことを覚悟すべきでしょう。このプレイスタイルを他のチームで例えるなら、「Cloud9にHaiを加えたもの」と表現するのが最適です。


Dark Passageはリードされている時は集団戦を避け、自分たちがリードしている時は3人から5人でギャンクを仕掛けます。KireiとCozQがこのスタイルに適応できれば、IWCQにおいて最も強力なチームプレイをDark Passageは見せてくれるかもしれません。ただし練習期間が限られているために、Dark Passageにとって楽な戦いにはならないでしょう。

注目プレイヤー: Zeitnot(ADC)

長年にわたり、トルコ最強のADCはHolyPhoenixだと言われてきました。それを変えたのがZeitnotです。彼がHWA Gamingで素晴らしいパフォーマンスを見せた後、Dark PassageはHolyPhoenixよりもZeitnotを選択しました。このトレードが大きく功を奏し、2つのTGFチャンピオンシップを勝ち取ることとなりました。

彼の冷静ながらも攻撃的なプレイスタイルが、彼をTCLにおいて最も安定した実力を発揮できるプレイヤーの一人にしています。さらに、彼は1つや2つ、または3つの芸を仕込んだだけの存在ではありません。Zeitnotはシヴィアからコグ=マウまで幅広く何でもこなすことができます。また、彼はチームのショットコーラーであり、集団戦でどうすれば効果的なポジションに移動できるかを知り尽くし、チームを勝利へと導きます。