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LJL2017 Spring - Round9 Preview

2017/03/15, 18:02 - BY RIOT GAMES

LJL

LJL2017 Spring - Round9 Preview

ごきげんよう、諸君。

まったく、今年のLJLはどこまで私たちを楽しませてくれるのか。Round8を終えて3つのチームが同じスコアで並ぶなど、誰が予測できただろう。通算の勝利ゲーム数で1位、2位、3位と分かれてはいるものの、かつてない接戦である。

なにより意外だったのは、ここまで破竹の勢いで勝ち進んできたRPGがUSGとの戦いで敗北したことだ。Round4でUSGとRPGがぶつかった時は、ロングゲームになりはしたもののRPGがストレートで勝利していた。Round8でのUSGの戦いは、彼らがそれからどれほど成長したかを示すものとなった。

そしてRound8の結果を受けて、プレイオフ進出はDFM、RPG、USGに決まった。これからの戦いはFinalへ直行する1位のチームと、入れ替え戦を戦うことになる下位2チームがどこになるかを決めるものとなる。

 

3月17日(金) Rascal Jester vs Unsold Stuff Gaming

「ここからが本当に勝ちたい5戦」という言葉通り、後半に入ってから順調に勝ち星を挙げているRJ。Round8から急遽投入されたTaki選手にはRJのストロングポイントになってほしいという期待があったことが明かされ、先週の戦いではその期待に応える働きをしていた。攻撃的なチャンピオンが好きと語っていたTaki選手だが、今週はどんなチャンピオンをピックするのだろうか。

一方のUSGは後半戦に入ってから負けなし、いま最も勢いに乗っているチームと言ってもいいだろう。Neo選手とREMIND選手を中心に、他のメンバーもこれまでよりポテンシャルを発揮しているように見える。特にタンク系のSupportが得意なEnty選手は、メタの移り変わりによってSupportにタンクがおかれるようになったのが追い風となって、より一層活躍してくれるだろう。

この試合、注目はJungleの動きだ。Neo選手もWyverN選手もチームの中心にいるプレイヤーであり、戦略の起点となることが多い。しかしNeo選手が序盤からアグレッシブに動くのに対して、WyverN選手は序盤で有利をつくるための動きに徹しきれていない印象がある。グレイブスかリー・シンを選ぶことが多いなど似た傾向をもっている2人だけに、序盤の動きで勝敗が決まってしまうことも大いにあり得るマッチアップだ。

 

3月18日(土) 7th heaven vs DetonatioN FocusMe

これまで何度もロールチェンジを繰り返していた7hだが、SatoRy選手の成長によってようやくチームとしての形が見えてきた。LJLへの参加歴も長く安定したプレイを見せるThintoN選手と、抜きん出た個人技でこれまで何度も試合を勝利に導いてきたRokenia選手のBotコンビはかなり凶悪だ。

対するDFMは、スーパーウィークでの2連敗を経て一気にチームとして成長した。これまでチームとしていまひとつ方向性が定まっていないような印象があったが、それが変化し「これをして勝つ」という意思がプレイから感じられるようになった。Yutapon選手もインタビューで「リスクを考えずにいろいろやってみようという考えに至りました」と語っており、これからどうなっていくのか非常に楽しみである。

見所はTop対決だ。帰ってきたSatoRy選手はかなりの成長を見せ、7hを支えるプレイヤーになったと言っても過言ではない。しかし彼の前に立ちはだかるYutapon選手は経験豊富であるというだけでなく、独特のアイテムビルドを組み一人で試合の状況を変えてしまうこともある難敵である。負けじと活躍を見せられるのか、Yutapon選手に呑み込まれてしまうのか、気になるところだ。

 

3月18日(土) SCARZ vs Rampage

SZはここに至ってもいまひとつチームとしての形が定まらず、頻繁にメンバー変更を繰り返していたが、今週は先週と同じスターターで試合に臨むようだ。ここから2連勝できれば入れ替え戦を回避できる可能性もあるが、難しいと言わざるを得ない。それよりも、これまでの戦いを振り返ってチームの足元を固め、次のシーズンもLJLで戦うべく入れ替え戦に向けて頭を切り替える必要があるだろうか。

そしてRPG。Round1での敗北以来チームとして練習を重ね、Round7まで順調に勝利してきたが、Round8でまさかの敗戦。USGには前半戦(Round4)で勝利していただけに、ショックは大きかったのではないだろうか。特にUSGが行ったBotへの執拗な攻撃は、徹底的にRPGのBotコンビを潰してしまおうという狙いが透けて見えた。今後はそういった集中攻撃への対策も練っていかなければならないだろう。

SZがRPG相手に勝てるとしたら、Search選手が大爆発するような展開だろうか。レーニングの段階でSZのフィジカルが上回っていると考えられるのはMidであり、そこにJungleなどの介入があれば、あるいは光明を見出せるかもしれない。しかしRPGがそれを容易く行わせてくれるようなチームではないのも事実。SZが一点突破を行い、大番狂わせを見せてくれることに期待したい。

 

ラストスパート、見えない火花が飛び散る2週間

プレイオフ進出がDFM、RPG、USGに決まったと冒頭で述べたが、この上位3チームの直接対決はRound8までで終わってしまった。そのためここからは、互いの勝敗を気にしつつ自分たちは自分たちの戦いを行うという展開になる。

そして下位3チームだが、こちらももう直接対決の機会はない。彼らも自分たちの戦いを行うしかない状況だ。入れ替え戦に臨むことになった場合を想定し、準備を整えるべき時かもしれない。

ラストスパートの2週間は、試合の勝敗だけでなく、それによって順位がどう動くのかもこれまで以上に気にしなければならないようだ。火花は試合中だけでなく、その裏でもバチバチと飛び散っているのだから。

それでは諸君、今週も楽しんでくれたまえ。

 

 

ライター:霞