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2017 Spring - Round10 Preview

2017/03/22, 18:00 - BY RIOT GAMES

LJL

2017 Spring - Round10 Preview

ごきげんよう、諸君。

時が経つのはなんと早いのだろう。1月に始まった "LJL2017 Spring Split" も気が付けば大詰めである。思えばこの3ヶ月、いろんなことが――と、振り返りたいところだが、ちょっと気が早いようだ。それはRound10が終わってからでもいいだろう。

Semi Final と Final に進出するチームは、DFM、RPG、USGの3チームで決定した。あとはRound10を終えて組み合わせが決まるのを待つのみである。今の順位のままでいくならRPGとUSGが Semi Final で戦い、勝ったほうが Final でDFMと雌雄を決することになる。

Promotion Series には7hとSZが出場することになりそうだ。LJLのレベルが昨年より上がっているのはもちろんだが、LJL CSのチームも昨年とは比べ物にならないほど強くなっている。Promotion Series に出るチームは、苦戦を強いられることになるだろう。

 

3月24日(金) DetonatioN FocusMe vs Rascal Jester

LJL中盤まで動きに精彩を欠き、これまでにないほど苦戦していたDFMだが、終盤に入ってからはかなりいい調子だ。今シーズンが始まった当初から選手たちが口々に「自分たちの今の完成度は低い、これから伸びていく」とコメントしていたが、ようやくそれが私たちにもわかる形で表れた。少し意外なのは、Cerosがこれまで見なかったオリアナというチャンピオンを先週ピックしたことだ。彼のチャンピオンプールは広く、深い。終盤にきて新たなチャンピオンを出してきたことで、DFMと相対するチームのバンピックは難しくなったのではないだろうか。

RJは先週、真っ先にランブルをピックしたと思ったらラストにケネンを選び、「ランブルに見せかけて実はケネンがTopでした」という面白いバンピックを見せた。ランブルをJungleに置いて集団戦を重視しつつ、スプリットができる構成だ。Takiという新たなTopレーナーが出場するようになったことでピックの傾向が変わり、バンピックの段階から仕掛けるようになった。最終戦となるRound10だが、DFM相手でもバンピックで仕掛けていくのか気になるところだ。

TakiというプレイヤーはRJが送り込んできた刺客と言ってもいいだろう。先週も経験豊富でLJL出場歴の長いapaMEN相手に、一歩も引かずに攻撃的にプレイしていた。1対1をさせてよし、集団戦をさせてよし。非常に厄介な存在である。しかし厄介さならYutaponだって負けていない。サイオンをプレイしていながらいきなり攻撃アイテムを買うなど、どう出てくるのかわからない恐怖感がある。レーニングで相手のプレイを見て柔軟なアイテムビルドをする彼が、Taki相手にどんなビルドをするのか注目だ。

 

3月25日(土) Rampage vs 7th heaven

RPGはローテーションやレーニングなど全てにおいて昨シーズンよりも上達し、安定したパフォーマンスを発揮し続けている。さらにシーズン当初からKDAランキング1位を保持し続けているYutoriMoyasiの存在は、他のプレイヤーを脅かす彼らの大きな武器だ。しかしYutoriMoyasiの極端な活躍に警戒した各チームは、RPGを相手にする場合Botへ何度もギャンクを行い、確実に彼を潰そうという意図を見せるようになった。それもあってシーズン前半ほど楽には勝たせてもらえていないRPGだが、YutoriMoyasiに変わってEviが試合を動かすようになり、終盤にきてまた一皮むけたかなという印象がある。

そんな彼らの最後の相手は7h。EviとYutoriMoyasiの古巣であり、Rokeniaというオールマイティで強力なプレイヤーを擁するチームだ。さらにRound9ではCerosのライバルというイメージがあるEstelimを久しぶりに投入し、警戒すべきプレイヤーを増やしてきた。今週もEstelimがスターターに登録されており、彼とRokeniaを中心に動かしていこうという意図を持っていることだろう。

彼らの戦いで気になるのはバンピックだ。あまり珍しいピックはせずメタのチャンピオンを中心に作っていくRPGに対して、シヴィアやコグ=マウなど今シーズンのLJLではあまり取り入れられていないチャンピオンも積極的に見せていく7h。Rokeniaがキャリーできる環境ができるかどうかという意味でもBotでの対決が重要になってくるが、この試合ではYutoriMoyasiとDaraという強力なBotコンビ相手にどんなピックを見せるのか、気になるところだ。

 

3月25日(土) SCARZ vs Unsold Stuff Gaming

とうとう最後まで立て直すことができなかったSZ。これまであまり攻める動きができていなかったDayDreamがRound9では執拗にBotギャンクを行うなど、かすかな変化の兆しを見せたが、それらをいきなり形にするには1週間という時間はあまりにも短いだろう。Promotion Seriesへの出場は決定してしまったが、プロとして試合をする以上、このRound10も勝つためになんらかの方策を練ってくるはずだ。彼らがSpring Splitを通して何かを得たことを、この最終戦で示してくれることに期待したい。

対するUSGはEntyがサポートレンガーをピックするなど、先週は面白い構成を作っていた。Topでナーを見るのもかなり久しぶりで、シーズン最終盤にきてもまだまだ面白いことをやってくれそうだなというワクワク感がある。インタビューでもREMINDが「バンしても意味のない選手を目指しているので、常にたくさんのチャンピオンを研究しているんです。またヤスオを使うかもしれませんから、みなさん気を付けてくださいね」とコメントしており、実に挑発的だ。また、そういった思わぬチャンピオンをピックしても確実に勝ちにいっているあたりから、そこには彼らなりの試行錯誤の結果があるのだと読み取れる。

さてさてこの試合、SZとしてはいかにNeoを抑え込むかというのが重要になってくるのではないだろうか。Neoが自由に動くことでマップがUSGに有利になり、それによってREMINDが活躍するという展開が最も警戒すべき流れだ。それを避けるためにも、Neoのスタート位置や今どこにいるかなど、彼の動きを止めることが重要になる。DayDreamは守備の動きが得意だが、今回は相手の動きを把握すべく一歩踏み出す必要がありそうだ。

 

どうするどうなる最終戦、順位の変動はあるか!

今シーズンのLJLはほんとうに面白い。3位までが同じスコアなんてことは前代未聞である。

DFM、RPG、USGの上位3チームが Semi Final と Final を戦うことに変わりはないが、Round10でもこの3チームが勝利した場合、「LJL2017 Spring Splitじゃ、3つのチームが同じスコアでクライマックスを迎えたんじゃよ」と後々まで語り草になること請け合いである。

どのチームが Semi Final に出ることになるのかというのも気になるが、単純に1人のファンとして順位が動く瞬間には立ち合いたい。Finalは去年に引き続きオフラインでの対決となる。会場の座席は1位側チーム、2位側チームで左右に分けられているので、ファンは応援するチーム側の座席チケットを購入したいが、Round10が終わるまで順位は確定しない! 既にチケットを買った人は「どのチームが何位になるんだろう」と興味津々だろう。はたして最終戦、順位は動くのだろうか。

それでは諸君、今週も楽しんでくれたまえ!

 

ライター:霞